はじめに
考察Moon編と考察Terra編で大きな流れはまとめました。
ここでは「ストーリーのギモン募集」で頂いたものを含めて、残る細かいギモンをスッキリ(?)させましょう。
皆さんの鋭いギモンに、かなり苦しめられました(笑)
※情報の転載はお控えください。
※ギモンの答えは管理人の勝手な解釈です。「そうだったのか!」と飲み込むのも、「異議あり!」と反論するのも自由です(‘∇’)
※文字数削減のため、いつもの「さん」付けじゃなくなっています。
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小鳥ルート|ちはやルート|朱音ルート|静流ルート|ルチアルート|Terra|全般
小鳥ルート Q&A
Q. とりあえず時間軸がおかしい気がする。Terraで篝を助けなかったら普通のストーリーの方向に行く。だけどTerraで長居と同い年なら目覚めた時点で高校生。だけど小鳥に中学3年で告白した記憶があるという。おかしいと思うんだがどうだろうか
A. ヒロインルートとTerraの時間軸については、考察Terra編に書きましたのでご覧ください。
瑚太朗が小鳥へ愛の告白をしたのは中学3年生の卒業式が最初です。
詳しくは、初回限定版の特典「official guidebook」のサイドストーリーで語られています。
Q. 小鳥ルートで試行錯誤した上でリストブレードは右手のみ、使いすぎると寿命が減るとあったのに。ちはやルートだとリストブレード二刀流、使いすぎると貧血。
A. この矛盾について、「シナリオライターの認識の違い」という答えじゃダメですよね…?
頭を絞った結果、私の解釈では「小鳥ルートで瑚太朗が自身の能力について間違った捉え方をしている」のかも、と思いました。
瑚太朗の能力は2つあり、寿命を削って身体能力を上げる「リライト能力」と体液を操る「汚染系能力」です。
リストブレード(オーロラの剣)は血液を使って作り出します。そのため、乱用すると貧血になってしまいます(ちはやルートでの認識)。
瑚太朗が小鳥ルートで「使いすぎると寿命が減る」と言っていたのは以下の部分ですね。
「パワースポットは寿命の代わりに使われる、と小鳥は言っていた。俺のオーロラと同種の感じがする。情報を統合すると、どうも俺は寿命を武器に変化させてるってことになるな。使用時の疲労ってそういうことなのか」
ちょっとつまらない答えですけど…リストブレード使用時の貧血について、瑚太朗自身が間違った認識をしているのではないでしょうか。
また、小鳥ルートでは右手だけだったリストブレードが、ちはやルートでは二刀流にできたことについては、Moonのバトルシーンにヒントが転がっています。
Moonで瑚太朗が「必殺技」と称して遠距離攻撃をしていますが、ヒロインルートではこんな技は使えませんでした。
「この技を習得できた世界は少ない」と言っていますので、世界(ルート)によって瑚太朗の使える技が変わることが分かりますね。
Q. 瑚太朗の状態がよくわかりませんでした。小鳥ルートで篝が倒された直後、小鳥と瑚太朗が苦しみ出しましたが篝が倒されることで魔力?の供給がなくなるとすれば、他のルートではどうして同じことが起きなかったのか。(似たギモン多数)
A. 瑚太朗は「半分魔物」の状態です。
瑚太朗が篝に返り討ちに遭い瀕死になった際、小鳥は篝のリボンを瑚太朗に埋め込むことで強制的に切断面を繋いでいました。
瑚太朗と小鳥は契約関係にあり、小鳥はパワースポットを用いることで自身の寿命を削らずに瑚太朗を維持しています。
ここで覚えておきたいのは、篝とパワースポットの関係です。
星は篝が消滅したことを確認すると、鍵の産道であるパワースポットを閉じてしまいます。
小鳥ルートで「鍵をコンクリートの室内で殺せば、星は気付かない」とあるように、篝の消滅を星に気づかせなければパワースポットは無くなりません。
小鳥ルートでは篝が消滅したのは屋外でした。
他のルート、例えばちはやルートでは篝が消滅したのは屋内だったため、パワースポットは消えずに瑚太朗は健在でした。
ちはやルート Q&A
Q. なんでフォゴが使えてるのかよくわからないです。ミドウは幻聴幻想だとしても
A. ラストバトルシーンですね。
私もよく分かりません(汗)
ここはリトバスの棗恭介先輩から言葉を借りて「無論、燃えるからだ」という答えでいかがでしょうか…(‘∇’)
Q. 咲夜がちはやルートでは瑚太朗の能力はリライトといったが静流ルートではリライターといったのでどっちだよと疑問に思ってしまった
A. 瑚太朗の持つ能力を「リライト能力」、リライト能力を持つ者を「書換能力者(リライター)」と言うようです。
朱音ルート Q&A
Q. 津久野(長居)が瑚太郎と再会して「数奇な運命ですね」的なことをいっていて、瑚太郎はツチノコの調査の時のことと思ってるみたいだけど、その後の津久野の「あなたがこちら側に来るとは意外でした」っていうセリフから、多分ガーディアン時代のことを言ってるんじゃないかと思うんですが、津久野はガーディアンから記憶操作をされてるはずなのになんで瑚太郎のことを知ってる感じだったんでしょうか?
A. 「数奇な運命ですね」…意味深な言葉ですよね。2回も言っていますし(笑)
「あなたがこちら側に来るとは意外でした」という言葉は、調査により瑚太朗が超人であることがバレているのだと思います。
これは静流ルートでオカ研部室の隣の部屋に瑚太朗の資料(備考欄に「A項」と書かれていたアレ)があったことから予想できます。
一応Terraを見てみますと、瑚太朗が朱音を「えにしの家」に送り津久野(長居)を見つけるのは、空白を回避した場合です。
よって、ヒロインルートでの津久野はガーディアン時代の事は忘れており、瑚太朗と最初に会ったのはツチノコの一件だと認識しているはずです。
つまり、津久野の言葉は「(超人である)あなたがこちら側に来るとは意外でした」ということだったのではないでしょうか。
Q. 黄金鳥についてお教えください……。無意識の内に読み飛ばしてしまったのでしょうか、あれの正体が判りません。某人物なのでしょうか。
A. 黄金鳥の登場シーンは少なかったですね。
正体についてハッキリとした記述はありませんでした。
ヒントは、瑚太朗の視覚感覚をジャックできて、味方で、懐かしい感じがする…ということで、たぶん某人物だと思います。
Q. 朱音ルート最後の方で、瑚太郎が聖女のシステムを壊さなかった理由の説明がよく分からなかったです…
A. 瑚太朗は刑事とテラ編集長の安西の協力により、罪の書き換えを行って街から追放されますね。
その書き換えを行う理由の1つとして、瑚太朗自身の考えが記述されています。
「聖女は必要だ。閉鎖環境を消費し尽くしてでも脱出をはかる、向こう見ずな全人的人間性を抑圧するために」
つまり、聖女がいるおかげでネガティブ思考が広まり、「おお、聖女様。聖女様ー」みたいな信仰? 崇拝? する世界になります。
これが聖女がいなくなってしまうと、超人のような「この世界から脱出してやる! 資源を使い尽くしてでも!」という人が出てきてしまいます。
人工来世という狭い空間で後千年くらいひっそりと暮らしていかなくてはいけないので、資源は大事です。
超人のようなオラオラ系を出さないようにするため、瑚太朗は聖女が必要だと判断したようです。
静流ルート Q&A
Q. 瑚太朗は最後になんで樹木化したの?
A. ご質問の「なんで」が瑚太朗の心象と原因のどちらを問うものなのか分からないので、両方考えてみますね。
瑚太朗と静流が別れるラストシーンを振り返ってみます。
なぜ二人は別れなくてはいけなかったのでしょうか。
瑚太朗との契約関係において、小鳥に代わる役目が静流だったわけですが、静流は魔物使いではないため「命の共有」で瑚太朗を維持していました。
世界が滅びを迎える中、瑚太朗は静流に「命の共有」をやめさせます。
結果、瑚太朗の傷は開き動けなくなります。
ここで静流が瑚太朗をシェルターに運ぶのもアリだと思いますが、瑚太朗は「ここでお前を待つ」と言い別れました。
・静流の性格を考えたゆえの別れ
瑚太朗は静流と再会を約束することで、彼女の前向きさを保ちたかったのではないでしょうか。
静流は小さい頃から、両親に自分を思い出してもらえるよう、また、新しい家に住めるように頑張ってきました。
その両親が滅びにより消えた今、静流の前向きな性格は進む方向を見失っています。
そこで、「再会」という目的を与えることで、彼女を前向きなままにいさせたかったのかもしれません。
・リライト能力による樹木化
先駆者の咲夜が行った通り、瑚太朗はリライト能力で樹木化しました。
厳密には、リライト能力を使い過ぎ「強化の限界点」を突破すると魔物化するだけで樹木化はしません。
魔物化から樹木化へどうやって移るのかは謎です。
咲夜は「霊木と融合した」と言っていましたが、瑚太朗のそばに木があったかは不明です。
もしかしたら、ぎるとぱにのおかげで樹木化できたのかもしれませんね。
Q. 静流ルートはハッピーエンド?
A. 人によって感じ方はそれぞれですよね。
私は最初「えー、木と再会しても…」と思いましたが、再度読み返すとハッピーエンドかなと思いました。
別れた二人は約1年後、再会しています。
木の姿での再会に唸っちゃいますが、別れる前に瑚太朗が静流に言っていたことを思い出してみましょう。
「俺のこと、見つけてくれよ。それで、俺、変わりすぎちゃってたら、静流の力で治してくれよ。…そしたら、きっとまた、それから一緒にいられるから」
最後の最後で、瑚太朗と静流がさんまを焼いているCGが表示されます。
これは静流の力で瑚太朗が人の姿に戻れた、と思ってもいいのではないでしょうか。
つまり、ハッピーエンド!ヽ(´ー`)ノ
余談ですが、瑚太朗が自身の強化をした際に、静流が「…コタローのこれ。この状態で固まってしまっている。私では治せそうにない」と言っていましたけど、樹木化は治りましたよね! きっと!
ルチアルート Q&A
Q. ルチアの一行増えたあの描写は何なんでしょう?
A. シナリオライター竜騎士07さんの作品「ひぐらしのなく頃に」などを遊んだ方ならお馴染みの「読者を騙す手法」です。
ルチアルートに限って言えることですが、主人公の瑚太朗視点以外の部分には「嘘が混ざっている」可能性があります。
例えば、ルチアとアサヒハルカの会話シーンなどは、瑚太朗が実際に目撃していないため「真実かもしれないし、嘘かもしれない」ということです。
ちょっといじわるな書き方ですね(‘∇’)
Q. 吉野が家のガラスなどを処理している際に電話が鳴り、4年ぶりという発言をしたところがいまいち・・・;; ルチアが電話したのでしょうか?
A. 「吉野視点」の場面なので、これも上の答えで説明できそうです。
Terra Q&A
Q. 瑚太朗のヒロインルートとTerraでの年齢は?
A. ヒロインルートでは24歳、Terraでは篝を刺したシーンで大学3年生(20~21歳)です。
算出方法は考察Terra編をご覧ください。
Q. Terraの最後でオカ研メンバーが瑚太郎を召還しますが小鳥と朱音は瑚太郎についての記憶は無くなっているんでしょうか?
A. これ不思議ですよね。小鳥は「懐かしい感じがする」とは言っているものの、はっきりと覚えていないようです。
小鳥と別れてから「おいでませー」で再会するまで、小鳥が高2とすれば多分2~3年しか経っていません。
なぜ覚えていないのか、いくつか可能性を考えてみました。
・召喚された瑚太朗はこれまでと違う姿をしていた
でも、エンディングシーンで瑚太朗の姿は写っていますね。これを外見ではなく、魂の姿と考えれば納得はいきます。
・鈴木凡人として活動していた瑚太朗が整形しすぎていた
偽名で活動中に体液を操って顔のりんかくをふっくらさせていましたが、色々整形しすぎていたため、召喚された素の瑚太朗は違う姿に見えたのかもしれません(笑)
・両親を消された悲しみから、瑚太朗の記憶を封印
ありそうですけど悲しいですね…(つд・)
朱音は脳の関係で覚えていなかったのかもしれません。
Q. Terraで瑚太郎と小鳥はかなりの年齢差があったと思うのですが、中学は一緒に卒業出来たのでしょうか?
A. Terraで篝に返り討ちにあった場合ですね。
その場合、瑚太朗は入院します。
長い入院中に小鳥の年齢が追いつき、二人で高校に入学しました。中学校の卒業は年齢が違うため別です。
年齢については考察Terra編をご覧ください。
詳しくは、初回限定版の特典「official guidebook」のサイドストーリーで語られています。
Q. 小鳥が中学を卒業する以前に瑚太郎を召還したとするなら、なぜ瑚太郎を召還させるとき皆、風高の制服を着ていたのでしょうか?
A. 小鳥が中学校以前に瑚太朗を召喚…これは森で篝に返り討ちに遭った際の契約ですね。
その場合、瑚太朗は入院してカザコーでの日常を過ごすことになり、Terraでのラストシーンには繋がりません。
この時間軸については、考察Terra編をご覧ください。
Q. そういや最後のほうの咲夜ってどうなったんですか?
A. Moonの最後で魔物にやられましたね。
Terraで声が聞こえるので、おそらくMoonで命の理論が地球に届く際一緒に流れてきたのではないでしょうか(‘∇’)
Terraで瑚太朗にバトンタッチした咲夜はやっと眠りにつきます。
Q. 最後のCGでミドウ、テンジン、テンマと写ってた女の人は誰ですか?
A. 私は最初、津久野(長居)かと思いましたが、CGでは青空が写っているので石の町ではなさそうです。
他にいた女性キャラと言えばヤスミン…でしょうか。
(勝手に色黒な女の子を想像していましたけど、色白三つ編み少女でビックリです)
Q. terraのコタローの腕には篝のリボンが仕込まれてないハズなのに、なぜオーロラの剣を使えたの?
A. た、たしかに!(笑)
よくよくTerraを読み返してみると、瑚太朗がオーロラの剣を出したのは本当に最後の方…地竜との戦闘ですね。
それまでは血液の武器だけでオーロラの剣は使えていませんでした。
Terraでは、リライト能力を命が微かに残るギリギリまで使って、やっとオーロラの剣を使えるようになりました。
ヒロインルートでは、右腕が膨れるほどの強化で使えるようになったので、リボン(アウロラ)が埋め込まれていると強化がそれほど進んでいない段階で使えるようです。
ということは、リボン関係なく使えるのかもしれません(汗)
Q. 最後瑚太朗と月に行くとき制服なのに、月のCGでは私服なのはなぜ?
A. 鋭いツッコミですね(゜▽゜;)
月で芽を見下ろす最後のCGは、2回目以降に月へ行った際のものと思われます。
エンディングシーンのオカ研部室でパソコンに記事が映りますが、その中に「月に命があった!」という文字があります。
このことから、以下のような流れだと推測できます(‘∇’)
瑚太朗たち月へ行く→生命発見→オカ研で記事書く→また月へ行く(CG)
全般 Q&A
Q. どうでもいいかもしれんが副担任の言おうとしていたギャグが気になる
A. 私も気になります(笑)
Rewriteってギャグが分かりに(げげごぼうおぇ
Q. Rewriteの最初の攻略ヒロインは強制小鳥なんでしょうか?
A. Rewriteで最初から攻略できるのは、小鳥、ちはや、ルチアです。
静流は小鳥攻略後、朱音はちはや攻略後に攻略可能になります。
Q. 一番謎に包まれてるのはコタローの両親だと思う。コタローは肉体の成長が止まった後に、ガーディアン側の記憶操作を受けて今に至るらしいけど、いくらほとんど家に帰ってこない両親だとしても、我が子の変化にぐらい気付いてもいいはず。
A. 瑚太朗は中学生時代から既に放任(放置?)されており、高1でガーディアンに所属、秋には入院して8年後の退院までほとんど小鳥が面倒を見ていたようです。
あまり顔を合わさないので、気付かなかったのでしょう。
とは言え、8年も経っているのに肉体の変化が無い我が子に少しはおかしいと思ってもいいはずですよね(゜▽゜;)
Q. コタローはなんでダブルホルダーで魔物が使えるんですか? 能力者は魔物が使えないからガイア側にスパイで入れないって書いてあったような。百歩譲って主人公補正としても、静流もコタローを契約できたのは何故ですか?
A. 瑚太朗と静流の2つの質問ですね。
1つ目の瑚太朗が能力も魔物も使える理由から書きます。
超人は「自分の力で全て解決する」という自信のある人が多いです。
そんな考えの超人は、「世界を恨む」思想のガイアには入れません。面接で素質を見抜かれます。
超人の瑚太朗がガイアに入れた理由は、小学生時代から「自分を変えたい気持ち」と「世界を恨む気持ち」の両方を抱えて生きてきたためです。
長居も同じですね。
2つ目の静流が瑚太朗と契約できた理由は…なぜでしょう?
愛の成せる技ということで、ここはひとつ(汗)
見落としたかもしれませんが、もしかしたら静流も世界を恨む気持ちを持っていたのでしょうか…。
無理矢理契約したせいで静流は寝たきりになっちゃいましたね(つд・)
最後に
まさか、またヒロインルート全てを遊ぶことになるとは思いませんでした。
疲れたよ、ちびもす…(笑)
おかげさまで私の理解も深まりました。
とりあえず、初回限定版の特典「official guidebook」のサイドストーリー、読んでいない方は読んでみてくださいまし(‘∇’)
公式の解説が読みたい場合はこちらをどうぞヽ(´ー`)ノ
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